チープカシオとは
チープカシオとは家電量販店の時計コーナーやホームセンターなどで売っているカシオ製の安い(チープな)腕時計です。大体800円から2000円くらい。安物なので、ガラスケースではなくて、ぐるぐる回る棚などにケース入りで吊るされてことが多いです。
安いけど時計としての機能は十分で、頑丈かつ超軽量。チプカシと略されたりもします。それからバリエーションが多すぎて全貌はわからないようです。
ベルトの交換も簡単で、万が一壊れても財布に優しい値段のため、自分で改造・カスタマイズしやすいのも魅力の一つだと思います。
ちなみに、正式名称は、CASIO STANDARD(カシオ スタンダード)というブランド名らしいですが、このブランド名の知名度ゼロだと思います。ある意味すごい。
今回の対象
そんなチープカシオですが、購入して4年くらいしたら電池が切れたので、自分で電池を交換しました。時計屋さんに電池交換に出すと800円くらいするので、本体が買えてしまいます。モノの値段とはいったい何なのかを考えさせられます。
今回電池交換をしたのはF-91WG-9というモデルで、F-91Wという海外モデルのゴールドバージョンです。文字盤が見難いときはありますが、カラーリング、デザインは一番シックではないかと思います。
売り上げランキング: 19
[カシオ]CASIO 腕時計 スタンダード F-91W-1JF
売り上げランキング: 2
さらにチプカシに興味のある方は下記のサイトが一覧として詳細。
遂に完成!全モデル網羅のチプカシ・パーフェクトガイド!|カシオ腕時計マニアックス
主要モデルのスペックは下記のサイトが詳しい。
チプカシのリスト | やってみたぶろぐ。
交換の手順
手順は以下のとおりです。当たり前ですが、自己責任で。でも、おもちゃのように気軽に分解やカスタマイズができるのもチープカシオのいいところだと思います。
裏蓋のねじを4箇所外します。精密ドライバー(00番)が必要です。少しねじ山がなめやすいので慎重に開けましょう。工具は精度が高いものを使ったほうが作業が捗ります。ドライバー類は、大阪の会社ベッセル(VESSEL)のものが安くて精度が良くておすすめです。趣味レベルなら一生使えます。
電池も買っておきましょう。開けてからでは遅い。使用電池は一般的なCR2016で、これは100円ショップで買ったほうが安いと思います。
ねじを外した後、裏蓋を取り外すと、こんな感じになっています。白いのはクッション代わり兼電池絶縁のテープ(?)だと思います。ザ・チープ。
まずは、ペラペラでチープな黒いゴムパッキンを取り外した後、時計本体ユニットをカバーから外します。
時計本体ユニットは、金属のカバーと白いプラスチック枠+緑の基盤+電池で構成されています。
金属のカバーは白い枠にツメで嵌め込まれているので、マイナスドライバーなどでツメを外します。
カバーを外すと電池を取り外せるようになります。
戻すときは取り外したときの手順と逆に、金属カバーのツメをかけて基盤のユニットを組み立てる。電池を交換したユニットをベルトの戻す。ゴムパッキンをはめる。裏蓋をネジで止める。で完了です。おつかれさまでした。ゴムパッキンが細くてぐにゃぐにゃしているので取り付けにくいかもしれません。コツはないです。入るまで入れるだけです。頑張ってください。
私には無理って人や失敗して壊したら、新しいのを購入しましょう。
CASIO (カシオ) 腕時計 デジタル F-91WG-9 メンズ 海外モデル [逆輸入品]
売り上げランキング: 1,335
売り上げランキング: 463
コメント
[…] チープカシオの電池交換方法(F-91W,F-84W,A158Wシリーズ)写真付でチプカシの電池交換方法を説明。チープカシオ F-91WG-9の腕時計の電池が切れたので、自分で電池を交換しました。www.shugei. […]