撮影照明に撮影用中華LEDライト、「Neewer 調光176 LEDビデオライト」を購入しましたのでご紹介。バッテリーと充電器付きでコスパ抜群。動画や自撮りの照明に最適です。
Neewer 調光176 LEDビデオライト 開封レビュー
今回購入したのは、下記の商品。バッテリー2つと充電器付きの「176LEDキットⅢ」です。
ちなみにわかりづらいですが、「無印 176LED」は本体のみ、「176LEDキットⅠ」 はバッテリー1つ&充電器セット、「176LEDキットⅡ」 はバッテリー2つ&充電器&キャリーケースセットとなっているようです。
公式サイトはおそらくこれ(英語)
PT-176(S?)というのがおそらく型番に当たると思われますが、詳細不明です。
仕様
- 大きさ:W145mm×H95mm×D33mm
- 重さ:約190g(本体のみ)
- LEDバルブの数量:176個
- LED: 45°Ultra bright Φ5 LED Dimmer
- パワー:11W
- ルーメン:1320LM
- 色温度: 3200K/5600K
- 調光可能な範囲:10%~100%
- 寿命:50,000時間
- 互換性のあるバッテリー:Sony NP-F550/750/970
- 入力電圧:DC 6.5V~17V
- バッテリー容量:2600mAh
- バッテリー電圧:DC 7.2V
外観・同梱物など
段ボールの中に袋詰めにされて送られてきました。
本体とバッテリーで別の箱に入っていました。
共用パッケージで様々な仕様が書いてありますが、左端のPT-176Sというのが今回の商品にあたります。
付属品の一覧
- LEDライト本体
- フィルター(白、茶)
- ホットシュー用マウンタ
- 説明書
- 保証書
- バッテリー2個
- バッテリー充電器
- 充電ケーブル(USB A - Micro USB B?)
バッテリーはソニーNP-F550/750/970互換バッテリーのようです。この充電器はUSBで行えるので、モバイルバッテリーなどでも充電できます。充電はUSBからのみです。
また本体はバッテリ以外にACアダプターから電源を取って稼働させることもできます(アダプターは非付属)。
LEDはきれいに並んでおり、欠けやズレはなさそうです。また、本体は高級感は無いものの特に安っぽくもなくきれいに作られています。
使用感
使い方は簡単で、ダイヤルを長押すると電源がONになります。ダイヤルを右回しで出力アップ、左まわしで出力ダウンで10~99の90段階に設定できます。電源ON時の初期値は中間の50で始まるのは地味に好感がもてます。
一部のレビューで「電源を落とすとダイヤルの値がリセットされて初期値に戻ってしまう」と書いてありますが、手元の物は記憶されて前のダイヤル番号でONになります(99でOFFにしてからONにした場合99で点灯する)。ただし、バッテリーを抜くと初期値(50)に戻ります。バッテリーは測定したわけではないですが、99の出力で1時間以上は持ちそうな感じです。
残念な点として、バッテリーの本体への固定力が弱く、強めの振動を与えると電源がOFFになってしまうことがあります。三脚などに固定して使う分には全く問題ないですが、激しく動きながら使うような状況だとストレスフルかもしれません。テープで固定するなどすれば回避可能かも。
明るさ
明るさは99だとかなり明るいです。ただし遠くには飛びません。有効範囲はせいぜい5メートルくらい。アマゾンでランキング上位のCN-160 は 同じNEEWERの商品ですが、CN-160が光束密度660ルーメンなのに対し、こちら(PT-176)は1320ルーメンとかなりの差があります。
付属しているホワイトのフィルターは拡散力がちょっと弱めなので、ビニール袋などをかぶせて使うとちょうどいい塩梅になります。ビニールをかぶせる場合は本体が熱を持つので注意。
ねじ穴に付属のマウンタを接続することでホットシューに載せることができます。ホットシュー側もねじでしっかりと固定は可能ですが、重心がかなり上にある感じになるので不安定な感じはします。もちろんねじ穴には三脚などにも接続可能です。
CN-160との比較
LEDビデオライトといえば、同じNEEWERのCN-160がアマゾンの売れ筋として常に上位です。
しかし、今回レビューしたPT-176のほうが電池駆動に対応していない分、より軽くて小さく、なにより明るいのでPT-176のほうをお勧めします。
主な違い
比較 | PT-176(レビュー商品) | CN-160 |
価格 | 2,399円(バッテリー無) | 2,399円 |
光束 | 1320lm | 660lm |
厚み | 33mm | 62mm |
乾電池 | 非対応 | 単三6本 |
バッテリー | 対応 | 対応 |
まとめ
良い点
- バッテリー2本付きで安価
- 本体が軽量なので持ち運びしやすい
- 光(演色性 ・ムラ)が比較的きれいで明るい
悪い点
- バッテリーが外れやすい
- 色温度は変更できない(フィルター2枚のみ)
総評
撮影用ライト入門としてコスパ十分でオススメ。とくに料理や小物の撮影にちょうどいい大きさです。スマホの撮影でもワンランク上の撮影ができると思います。
設置用のスタンドもオススメ
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